白いボディの各部にゴールドの差し色を施したダッジラム。
とにかく目立つ、迫力満点のラグジースタイルで作り込まれた2005年型ラム。
ショーカーのようなオンリーワンのラムに DODGE RAM
とにかく目立つ、迫力満点のラグジースタイルで作り込まれた2005年型ラム。外装だけでなく、足回りからオーディオまでオリジナルのカスタムが施された超ド級のカスタムカーなのだ。
迫力のスタイリングとゴージャスさを両立
白いボディの各部にゴールドの差し色を施したパーツやピンストライプでラグジーな雰囲気を漂わせるラム。オーナーの山野さんはピックアップトラックが好きということで、愛車にこのラムを選んだ。3代目ラムの前期最終型である2005年型をベースにしているのもコダワリなんだとか。
購入から約5年が経った現在、このスタイルに仕上がったというが、とにかく細部まで手が加えられていることに驚かされる。カスタムショーなどでの入賞を目指し、迫力あるラグジースタイルに仕上げてきた。ガルウイング化したドアなど目立つ外装だけでなく、ラフカントリーの足回りにもペイントが施され、普段はあまり見えない部分にまでラグジーな雰囲気を追求している。
さらにショーカーのような出で立ちに見せているのが、ピックアップトラックの特徴でもある荷台部分。そこには、これでもかと感じさせる複数個のウーハーが搭載されていて腹にまで響くような重低音を奏でるのだ。この荷台部分、ショーカー的な要素と普段使いでの機能性の両方を満たしている点にも注目したい。
荷台にはバギーを積むことを考慮し、縞鋼板が敷かれている。積載時の利便性を考慮して、リアのサスペンションにはエアサスが組み込まれていて、載せやすいようになっているのだ。
ラムの特徴でもある大きなフロントグリルは、スポーティなメッシュタイプのグリルに交換されているが、メッシュ地はもちろんゴールドで仕上げられ、ラグジーな雰囲気を主張する。
これに合わせてヘッドライトのインナー部分もボディカラーの白色とゴールドで仕上げ、サイドミラーやドアノブなどもゴールドに。クルマ全体にゴールドを差し色として大胆に取り込んでいることで、ラグジュアリーさを盛り上げているのだ。
このラムのカスタムで注目すべき箇所の1つが荷台部分に積まれたウーハー。これでもかというほど多くのウーハーが搭載され、ショーカー的な要素を漂わせている。迫力ある重低音でイベント会場などで自車の存在を大きくアピールしてくれるのに効果的。
奥行きのあるリム幅に驚かされるホイールは24インチのスペシャリティーフォージドをチョイス。スポーク部分にも、もちろん白×ゴールドの差し色を施す。なおタイヤサイズは305/35R24。
ラフカントリーのサスキットをベースに、ワンオフで製作された足回り。ここにも白×ゴールドでペイントが施されている。リーフサスも24Kゴールドで仕上げるなど、そのコダワリは半端ない!
車内はインパネ回りにも全面的に手が加えられ、ボディ同色の白色でコーディネート。ピックアップトラックの実用性重視のインパネとはガラリと雰囲気を変え、ショーカーらしさを引き立てた。後部座席にはオーディオ関係の機器を積み、システムを構築している。
■OWNER:山野 初 ■PHOTO & TEXT:相場恒弘
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載
最新記事
2024/10/18
アメリカンって何?そんな僕たちがオープンハウスで一目惚れ
地元の友人がアメリカンな住宅を建てる。話だけを聞くとカッコイイと思うけど、そもそも「アメリカンって何?」。そんな半信半疑のオーナーさん夫婦が、ジェネラルアメリカンホームのオープンハウスに行ったらアメリカン住宅に一目惚れ。僕たちもこんな住宅に住みたい!
2024/10/17
オリジナルマフラーエンドを続々製作しお好みの姿と音を提案!【ピットインアクツ】
個性的なアストロカスタムで、アストロファンにはお馴染みのピットインアクツ。しかし近頃は、アストロ以外のアメ車も増えている。その来店の多くはマフラー交換だ。
2024/10/16
【1994 シボレー シェビーバン10】愛らしいボディカラーは、アウトドアによく似合う!
スクエアなデザインや、アストロよりも大きなボディサイズのお陰で、様々なトランスポーターとして活用されるシェビーバン。元々ビジネス用として考えられているため、車内からの視界は最小限。でも見方を変えれば、様々なキャンプギアを余裕で積み込めると言えそうだ。
2024/10/15
コンディションの高さは折り紙付き特別なカマロIROC-Z
90年代の車両を中心に高品質の車両を扱うガレージジョーカー。近頃入庫したのは、10年前に新車状態に仕上げ販売した89年カマロ・IROC-Zの買い取り車。オーナーが大事に保管していたこともあり、状態は驚くほどハイレベルだ。