2017 CROSS FIVE JAPAN TOUR FINAL@ポートメッセ名古屋

イベントレポート

X5ファイナル

ポートメッセなごや

クロスファイブ

愛知県

CROSS FIVE

今年一年、各専門誌で大きく取り上げられた名車達をはじめ、過去に話題となったクルマがリメイクしてエントリーするなど、見応えあるカスタムカー達がクロスファイブファイナルに大集結!


2017 年のカスタムシーンを賑わせた 話題のクルマ達による夢の競演が実現!

DSC_6301
■ポートメッセ名古屋 
■2017年12月16-17日

今年一年、各専門誌で大きく取り上げられた名車達をはじめ、過去に話題となったクルマがリメイクしてエントリーするなど、見応えあるカスタムカー達がファイナルに大集結!

DSC_6093

ショップブースよりも、個人エントリーの飾り付けの方が際立つという一風変わった雰囲気で、垣根を越えたカスタムシーンのアミューズメントパークの如く開催されるのがX5ファイナルだ。その最大の理由は、この一年の集大成としてファイナルを目標に仕上げてくるクルマ達の多さはもちろん、インドア2日間というモーターショーさながらのスケジュールにある。

DSC_6281

この2日間ってのが肝で、普通のイベントは朝エントリーして夜には帰宅するものだが、このファイナルに限っては遠方からのエントリー勢が名古屋に宿泊。一泊するってことはお酒を交わしながらのカスタム談義にも花が咲く。それが来年のビジョンや目標など情報交換の場となり、さらなる進化を遂げて2018年へ突入する。

DSC_6299

表舞台こそ華やかで煌びやかではあるが、出展している人達は見た目とは裏腹に真面目にカスタムシーンと向き合っているのが実に印象的である。

DSC_6018

また、インドアイベントの特性を生かしてディスプレイにも力を入れるのもファイナルの魅力であり、どのクルマも本気で魅せ方に取り組んでいるので、出展を目指しているユーザー達はカスタムの手法のみならず、工夫を凝らしたカラクリにも注目して欲しい。

少し違う角度から見ると、クルマだけじゃない情熱が感じ取れるはずだ。

DSC_6022

DSC_6082 DSC_6083

インポートセダン・セミ1st、ベストオブペイントに輝いたプライムガレージの300。同系色や光の当たり具合で変化をもたらすテクニック、様々なペイント手法を盛り込んだカスタムペイントは必見。

ラインの取り方からカラーバランスまで緻密な計算とセンスによる集大成と言える。先代の300Cをベースに製作した同ショップのデモカーとして世界中の話題を呼んだショーネーム「ハスラー」を進化させたモデルで、このモデルはネオ・ハスラーと名付けられている。その2台が並ぶ姿は圧巻だ。  

DSC_6041

本誌にも登場して話題となったカスタムペイント&ガルウィングで一際目立つマスタングが超絶進化を遂げてエントリー。なんと2005年フェイスから2015年フェイスへフェイススワップ、さらにはリアシートを潔く取り去ってのフルロックフォードによるカスタムオーディオなど鳥肌物なカスタムがてんこ盛り!  

DSC_5960

ボンネットにリアルフレイムスのスカルが大胆にあしらわれたカマロ。イエローをベースカラーに描かれたカスタムグラフィックも斬新でひときわ目を引く。車種やジャンルで言うとかけ離れてしまうが、どことなくローライダーな雰囲気を醸し出しているのも特筆物。往年のカスタムカルチャーとトレンドの融合と言える。  

DSC_6065

2017年の東京オートサロン、LEXANIブースで展示され話題となった新型チャージャーのフルラッピング。光の当たり方で見え方の変わるマッドキャンディ色に、LEXANI FORGEDの新作LZ765をフルオーダーで履きこなす。新型チャージャーをベースとしたカスタムカーとしては多分最先端? まさにトレンドを先取りといった印象だ。 

DSC_6020

シルバーベースに絶妙な色の切り返しでラディカルなグラフィックペイントを取り入れたマスタング。有りそうでない色の組み合わせも新鮮!

DSC_5793

アメ車のカテゴリーからは外れてしまうが、このフレームワークや足の作り込み、細部まで緻密な計算の中で数ミリの狂いも辞さない姿勢は感服。次世代フレームワークの結晶と言える。  

DSC_5960

ガルウィングにボンネット、グリルにスポイラーにと定番と言えるカスタムワークの中で、特に注目したいのがリムのセンス。絶妙なカラーコーデがワンランク上の証。

DSC_5989 DSC_5993 DSC_5994

Truck Mildクラス1stのアワードをゲットしていたシボレーK-10。近年C-10の人気が高まっているが、次に注目されているのがK-10やK-5ブレイザー。丸目なヴィンテージフェイスに最先端のリム、前後リーフを取り払ったフルカスタムの足は必見。オリジナル志向の方には申し訳ない気もするがこの圧倒的フォルム!文句なしに格好良い!!  

DSC_6048

ジュンバグラインズによるアーティスティックなカスタムグラフィックスペイントを纏うエスカレードEXT。ディスプレイの工夫も特筆物!  

DSC_6297

ヒョウ柄ラムと共にTMオートサービスの看板トラックとして有名なGMCシエラ。いつも複数台の中に並んでいるが一台で居るとその魅力に改めて感銘。  

DSC_6244

マグナムをベースにしている中では実に斬新なトラッキンカスタムを思わせるツートンペイント。エンジンルームまで妥協なき手を加えている点も特筆物。

DSC_6239

一昔前はラグジュアリーSUVの代名詞だったエスカレードも、いまやカリッカリのカスタムベース。思い切ったアレンジで魅せ方も無限大に膨らむ。  

DSC_6348

アメリカンフォースの超深リムを履きこなすのが最近のリフトアップ系のトレンド!? それに加えてSUTを活かした外向けカスタムオーディオとくれば無敵!  

DSC_6004

セカンドシートを取り去ってのフルキッカーカスタムオーディオ、さらにはリムかぶりで落とし込む車高。こんな激しいナイトロ、初めてです(笑)  

DSC_6295

5月に行われた大阪のクロスファイブで3冠、ベストオブショーに輝いた65yエルカミーノ。リムの7割を大胆に呑みこむスラムドスタイルは圧巻!  

DSC_6148 DSC_6144

ラムトラックらしからぬホワイト&ゴールドリボンのタイヤに極太リム、ホワイト×ゴールドを基調にミューラル、カスタムオーディオ、ガルウィングと、新境地を切り開くが如くボーダーレスなカスタムが盛り沢山!


■写真&文/石井秋良
アメ車マガジン 2018年 3月号掲載


最新記事


2025/04/02

C7に続きC8コルベットにも超絶ワイドボディ見参!

クーペ

シボレー

ボディワーク

アメリカを代表するスポーツカーである「シボレー・コルベット」。その流麗なシルエットをさらに際立たせるべく、ジャパンメイドのワイドボディキットを纏わせたフォルテ。

2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

ランキング


2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2018/11/20

映画『アメリカングラフィティー』の劇中車として、世界一有名なデュース・クーペ をオマージュ

ビンテージ

フォード

STREET ROD ECSTASY
1932 Ford 5 window