【1969y Chevrolet CHEVELLE】どこに出しても自慢できるベストコンディションモデル

GMを代表するハードトップセダンがシェベル。現在あるクルマとはまったく異なるデザインであり、それが逆に新鮮で格好良い。海や街中、どんなシーンでも衆目を集め、賞賛される。美しさとコンディションを併せ持つこの1台は必見のトレジャーだ。
1969y Chevrolet CHEVELLE
GMを代表するハードトップセダンがシェベル 。現在あるクルマとはまったく異なるデザインであり、それが逆に新鮮で格好良い。海や街中、どんなシーンでも衆目を集め、賞賛される。美しさとコンディションを併せ持つこの1台は必見のトレジャーだ。
シボレーにとってシェベルというクルマは、メーカーを代表する成功例のひとつだ。(アメリカンとしては)中型セダンに相当するモデルであり、その上級グレードにはマリブの名が添えられる。なお、後にシェベル の生産が終わってから、グレード名だった「マリブ」を車名に格上げしたシボレー・マリブという後継車が誕生するが、プロダクトとしての成功はシェベルほどではない。シェベルはそうした意味でも、アメリカ車の歴史を彩った代表的モデルのひとつだと言える。
シェベルが成功した要因は、後世になってこう分析されている。華美すぎないクリーンなデザインであったこと。そして、多岐にわたるモデルラインナップが展開されていたこと。
シンプルなデザインは現代においても美しさを感じる傑作であり、幅広いモデルラインナップが生産されたおかげで今も個人の好みを満足させられるだけのバリエーションが残ることになった。ベイカーズのような充分なノウハウをもったショップによって適切なレストアやカスタムが施されれば、現代でもバッチリ活躍してくれるというわけだ。
モール類は新品に交換してあり、美しいファストバックのボディラインを際立たせている。フロントガラスも交換してあり、安心して乗ることができる仕上がりだ。
リムとのツートーン仕様が渋いBOSSホイールを装着。18インチでフロントは245/40Z、リアは285/40Z。ボディラインと融和した美しいスタイルを完成させた。


フローマスターのデュアルマフラーキットを装着。運転席下のレバーで直管仕様のエキゾーストを堪能できる。減衰調整付きQA1コイルオーバーのインストール、強化MTマウント、等長ヘダース、2インチドロップスピンドルなどを装着しており、下回りもパーフェクトな状態だと言える。
383ストローカーエンジン。耐久性を向上させるために鍛造ピストンに換装。大容量のアルミ3層ラジエーターやツイン電動ファンを装着し、安定性も向上させてある。シャシーダイナモによる実測で430psものハイパフォーマンスを発揮する。エンジン内部の美しい仕上がり具合はベイカーズによる力作。まさに必見の掘り出し物だ。


インテリアのコンディションも素晴らしい状態。ダッシュベゼルは交換済みで、油圧/電圧/水温の3連メーターとMT油温計を装着。オーディオはiPodなどMP3プレーヤーも接続できるCDプレーヤーをインストールしてある。シートをはじめとして天井なども張替え済みの新品。快調に稼働するエアコンも含め、クラシックながら快適な室内で過ごせる。
■取材協力:BAYKER‘s
http://www.baykers.com/
■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine
アメリカンカンビンテージ vol.01
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